「人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長」を読んでみた

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こんにちは!ゴンです。

先日、アメリカでアスレチックトレーナーとして活動していた先生とお話する機会に恵まれました。

明るい人柄と豊富な知識をお持ちで、あっという間に時間が過ぎていきました。

また5月にお会いできるので今から楽しみです♪

さて、その先生の話の中で特に興味深かったものに「原始反射」があります。

「原始反射」とは、赤ちゃんとして生まれた時にみられる「反射」で、これは本来成長と共に統合されていくものです。

しかし、アスレチックトレーナーの先生曰く、

「原始反射が統合されず残っているケースは多い。

すると感覚や運動機能の統合が取れず、知的・発達の遅れにつながりやすい。

また大人になっても残存していると肩こりなどの身体の痛みや生きづらさを感じやすくなる。」

とのことでした。

正直、原始反射から身体をみていく視点は私には一切ありませんでした。

しかし、言われてみれば確かにその通りです。

なんでもっと早く気付かなかったんだろう。

すぐに勉強してみようと慌ててポチッたのが、タイトルにあるこちら。

何ともそそられる言葉が帯にありますね。

著者の灰谷孝さんは、子供たちの発達・学習支援を行う「一般社団法人ここからだ」の代表理事を務めつつ、原始反射の視点で発達障害を持つ子供を中心に二歳~大人までの個別サポートをされているそうです。

また放課後デイサービスの運営や発達支援事業所への教育研修なども行われているようですね。

とても精力的に活動されている方です。

さて、この本とても面白かったので続けて4回読みました。

専門書ではないので身体についての知識が少ない方でも「固有感覚」と「前庭感覚」あたりの単語の意味さえあらかじめ理解しておけば、スイスイと読み進められるかと。

では、せっかくなので軽く本書の内容に触れていこうと思います。

あくまでザックリと私の感想も交えつつ書いていくので、気になる方は是非本書をご覧くださいませ。

動きの発達には4つの段階がある

①脊椎運動

自分自身の背骨のありかを認識し、動かせるようになる。

これがクリアできると、信念が育ってくる

②相同運動

しゃがむ、ジャンプする、両手で押す、などの身体を左右対称に使う動き。

これができると感情の発露ができるようになり、バイタリティが出てくる

③同側運動

片足ジャンプやチャンバラ、グルグル回る、など。

これがクリアできると行動力が出て、気持ちの切り替えが出来るようになる。

④対側運動

左手で茶碗を持ち右手で箸を持つ、などの左右別の動きが出来かつ自分の正中線を把握して、それをまたげる状態。

運動統合が完了した状態。

動きの発達の各段階を踏んでいないと、運動統合がうまくいかず苦労する。

また運動機能だけでなく感覚にも大きな悪影響を与える。

しかし飛ばしてしまった発達段階はたとえ大人だったとしても取り返すことができる。

ただし、原始反射が残存していると、これが難しくなる。

残っている原始反射が発達を邪魔する

恐怖麻痺反射・ガラント反射・探索反射・緊張性迷路反射が残存していると脊椎運動を阻害する。

モロー反射、対称性緊張性頚反射が残存していると相同運動を阻害する。

非対称性緊張性頚反射が残存していると同側運動を阻害する。

また原始反射の残存は運動機能だけでなく、五感の過敏や鈍化、バランス能力の低下、発語にも影響する。

と、こんな具合に原始反射が残存していると、発達に大きな悪影響が出ますよ。

ということがわかりやすく詳しく書いてあります。

「~反射なんてワケがわからん…….」と思ったそこの貴方!

大丈夫!

実際の本には用語の説明も詳しく載っているのでご安心くださいませ。

で、ここで面白いなと思うのが「原始反射の回数券を使い切る」という考え方です。

以前紹介したグレン・ドーマンの本にも同じようなことが書かれていました。

それぞれの発達段階で足踏みしているなら、その前の発達段階の動きを徹底的に行うべし!

という原則のことですね。

原始反射の回数券?

原始反射は本来、胎児期~生後2年の間にほぼ全てが統合されるものです。

ただし統合されるまでにはある程度の回数の原始反射を起こす必要があります。

すなわち「原始反射の回数券」を使い終えたら、統合は完了するわけですね。

しかし、その「原始反射の回数券」が残っていると統合がうまくいかずに苦労する。

なので原始反射の動きに近いエクササイズを行うことにより、「原始反射の回数券」を使い切れば、統合がすすむ。

そして統合が済めば、運動機能と感覚機能も統合されやすくなり、全年齢を通して生きやすくなる。

ということでした。

エクササイズをしない子供にはどうしたら?

では、うちの息子君のように決められたエクササイズを行うのが難しい子供の場合はどうしたら良いのでしょうか?

結論はこうです。

「好きなように遊ばせる。そして大人も一緒になって遊ぶ。」

子供は自分の発達に必要な動きを日常の遊びの中で行っています。

なので、危険であったり他人に迷惑をかけないのであれば、その遊びを邪魔せずに見守る事が大切である。

また大人も一緒になって遊ぶことで刺激が増え、相互作用で更に発達が促されるので、可能であれば一緒に遊ぶ。

ということでした。

確かに自分が子供の時を思い出すと、本気で遊んでくれる大人は大好きでしたね~。

一緒に公園でバスケをしてくれた名前も知らないオジサンのことは30年経った今でもよく覚えていますもん。

元気にしてるかな~。

また実際、息子も散歩コースにあるお気に入りの丘では、楽しそうによじ登ったり飛び降りたりしています。

メチャメチャ楽しそうに、何度も繰り返しています。

これからは見守るだけでなく、私も一緒によじ登ってみましょう。

うちの子の段階は…….

息子は運動発達に関しては同側運動を育てている段階なのだろうと思います。

以前はジャンプの着地を両足でしていましたが、今は片足で着地していますからね!

ただ原始反射に関しては、恐らく恐怖麻痺反射モロー反射が残っているっぽいです。

恐怖麻痺反射とモロー反射が統合されると、その後の発達もスムーズにいきやすいと書いてあるので、根気強く向き合っていこうと思います。

娘は運動発達は対側性の獲得を頑張っている状態で、原始反射は今のところは無さそうです。

原始反射は、統合された後に再び出る事もある

原始反射は本来、胎児期~2歳頃までの期間を「生き残る」ためのサバイバル機能の一つです。

そして、このサバイバル機能は消滅するのではなく統合される。

なので、統合された後でも心身にストレスを感じる状況になると「生き残る」ために再び出てくることもあります。

私自身もストレスが増えると、地に足がつかない感覚になり、身体の動きはぎこちなくなります。

また光をとても眩しく感じたり、普段はなんてことのない物音が気になるようになる人もいますよね。

きっとそんな状況では原始反射も出ているのでしょう。

そのような状況から早く脱出できれば、子供さんなら健やかに発達しやすくなるし、大人もまた生きやすくなるでしょうね。

本書を読んだうえで

と、本の内容を私の感想も一部交えつつ、つらつらザックリと書いてみました。

本当に良い本と思いますから、気になる方はぜひ手に取ってみてください♪

え、お前はこの本を読んだ上でどうするのかって?

そうですね、まずは子供達が安心して落ち着ける環境を用意する。

その上で発達を促せるよう一緒に思い切り遊ぶ。

そのために、より健康に気を付けて日々を過ごす(完全断酒9カ月目です)!

というところですね♪

あとは自分自身にある程度ブレーキをかける事を忘れないようにします。

というのも、私はこういう新しい知見を得ると早く実践したい!

と焦ってしまう性分なんです。

ただ、当然ながら焦っても仕方ありません。

結局育つかどうかは子供たち自身ですから。

親が慌てて急かしたところで良いことは無いでしょうからね(笑)。

なので焦らず、慌てず、気長にじっくりと向き合っていきます!

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