はじめまして、ゴンと言います。
昭和62年生まれの男です。
柔道整復師という医療系の国家資格を保持しており、臨床歴は20年ほど。
現在は妻と一緒に整体院を運営しています。
整体院もたくさんありますが、有難いことにそれなりの数の患者様に来ていただいており、仕事の面では充実した毎日を過ごせています。
お越しになる患者様は肩こりや腰痛、頭痛や不眠など慢性的な問題を抱えている方が多く、うつやパニック障害を抱えている方もチラホラいらっしゃいます。
東京生まれの東京育ちですが、今は妻の故郷の瀬戸内海を臨む町で妻と6歳の息子・3歳の娘の4人で暮らしています。
障害のある息子
さて、息子には障害があります。
2歳半までは順調にすくすくと育ってくれていました。
しかし3歳になる少し前から食器を使った食事やお話など、それまでに獲得した機能が失われ、3歳半で自閉スペクトラムと知的障害の診断を受けました。
可愛い息子が、自分の意思を伝えられず苦しんでいる様子を見るのは、本当にツラいものです。
私は施術を生業にしています。
息子を療育施設に通わせる以外にも、私自身が息子に対して力になれる事を必死に探し、学びました。
幸いなことに、やれることは見つかりました。
それも、たくさん。
息子の身体へのアプローチと、ブログを書こうと思った理由
私が使う施術方法の一つに、カイロプラクティックがあります。
カイロプラクティックは、主に手技で背骨や骨盤の調整をすることにより、身体が本来持っている自然治癒力を回復させる施術です。
このカイロプラクティックには「健康の3要素」という考え方があります。
「構造」・「科学」・「精神」の3要素です。
「構造」とは筋肉や骨格によって形作られる身体そのもの。
私のような施術者は主にこの「構造」にアプローチをします。
「化学」とは投薬等を行う現代医学のメインステージですね。
また栄養摂取や大気汚染物質等の問題もこの領域になります。
「精神」。これは皆さんイメージしやすいかと思いますが、心療内科やカウンセラーの領域です。
この3つの要素がバランス良くいれば人は健康に過ごせますし、逆にこのバランスが崩れると人は病む。
カイロプラクティックでは、このように考えています。
さて、ここで大切なのが健康の3要素は相互に影響を与え合うという事です。
二つほど例を挙げてみましょう。
例1 肩が凝ってついイライラしてしまう➔「構造」の問題が「精神」に悪影響を与えている
例2 お酒を飲み過ぎて腰が痛くなる➔「化学」の問題が「構造」に悪影響与えている
皆さんも、このような経験があるのではないでしょうか。
このように「構造」・「科学」・「精神」の3要素は、相互に影響を与え合っています。
そして、私はこの「構造」の専門家です。
20年間の臨床経験の中で得た知識・技術・経験を基に、息子に施術しています。
現状は脊柱や頭蓋へのアプローチや経絡、筋膜への刺激をメインに施術しています。
息子は感覚過敏もあるので身体を触られることは苦手でしたが、最近は大人しく施術を受けてくれることが増えてきました。
嬉しいことです。
「化学」面からのアプローチとして食事内容にはかなり気を使っています。
また今後は必要に応じてサプリメントも併用しようかと考えています。
「精神」に関しては…….
現状は抱きしめて「大好きだよ」と伝えるくらいですね(笑)。
前述したように、この「健康の3要素」はそれぞれ影響を与え合っているので、その繋がりを意識して行うと効果は上がりやすいです。
現在嬉しいことに、息子はまた少しずつ成長してきています。
私のこういった行為が息子の成長にどれほど影響力しているのか?
実際のところ数値化できるものではないので、正直言ってわかりません。
しかし、徐々に出来ることの増える彼を見ていると、少なくとも役に立っていることは間違いなさそうです。
私は、息子の抱える障害が分かってから勉強を欠かした日はありません。
インプットした情報を基に、考察と実践、検証を繰り返しながら息子と向き合っています。
得た知識の中で効果のありそうなもの、良さそうな情報があれば私と同じような事で悩んでいる方と共有したい。
その想いでこのブログを立ち上げました。
ブログタイトルに込めた想い
場合によっては反対意見を持つ方から攻撃されそうなブログタイトルです(笑い)。
最初に書きますが、私は「現代医学は素晴らしい」と考えています。
自分自身も今までの人生でその恩恵を受けていますし、私の整体院に来られた患者様にも、少しでも「おかしいな?」と感じたら紹介状を書いて病院で精密検査を受けて頂いています。
また、息子も薬は1種類飲んでいます。
睡眠障害の薬ですね。
以前は睡眠障害が強くて夜中に何度も目が覚め、その都度荒れていましたが、薬を飲むようになってからは朝までぐっすり眠ってくれるようになりました。
現代医学は素晴らしいですし、心から感謝しています。
しかし、現代医学において知的障害や発達障害の「治療」となると、投薬一辺倒になりやすい。
これも事実であると思います。
そして多くの場合、薬は徐々に強いものが処方されるようになり、種類も量も増えていきます。
薬ですから、場合によっては副作用も出ます。
そうなれば副作用を抑える薬がまた新たに処方されます。
人それぞれ捉え方はあると思いますが、こういった流れはあまり好ましくない。
私はそう思います。
投薬治療を否定するつもりは全くありません。
先ほども書きましたが、息子も薬に助けてもらっています。
しかし、強い薬を数多く飲ませるよりも、弱い薬を数少なく飲むほうが、長期的に見れば身体への負担は少ないと思っています。
何よりも息子はまだ小さい子供。これからまだ成長する余白がたくさん残っています。
だからこそ、なるべく「薬少なめ」で育てたい。
ブログタイトルには、この想いを反映させています。
では、どうする?
投薬治療は「健康の3要素」のうちの「化学」の領域の一分野です。
「化学」領域には他にも栄養や住環境といったこちらが整えることのできる部分は存在しますし、残りの「構造」と「精神」に関しては親が自ら行うこともできます。
困っている我が子に、してやれる手助けは少なくありません。
長くなりましたが、今回はここまで!
今後私のような悩みを持つ方に向けて役に立つ情報をお届けしていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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